アークシステムワークス
ゼネラルディレクター
石渡太輔
代表作:GUILTY GEARシリーズ総合監督、BLAZBLUEシリーズ楽曲制作
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<質問1>2012年に発売されたゲームの中で,最も感心させられた(あるいは衝撃を受けた)タイトル
タイトル名:『ドラゴンズクラウン』
ハード: PlayStation 3/PlayStation Vita
ごめんなさい、完全に発売前作品の話題で申し訳ない。
ただ、これが発表された時の興奮が、テンションとしては今年一番だったんですね。
単純にこの手のアクションRPGは、僕の学生時分に仲間内で大流行したんですよ。
その時「こんなゲームがあったらなぁ」と思い描いていた妄想がそのまま形になっているような、そんな見た目の印象でした。
今時言うのかわかりませんが、まさに超美麗です。
近年は見た目でゲームを欲しがることがほとんどありませんでした。
いわゆる洋ゲーの世界構築とリアリスティックな表現手法、技術は「体感的」という部分で秀逸で、ビジュアルもゲーム性も平均水準がすんげぇ底上げされており、ハズレのほうが少ない。
そんな飽食の時代だからこそ、息を飲むようなグラフィックというものは売りの決定打にならない時代だなぁと感じていました。
そこに来てドラゴンズクラウンの、まるでワンショットが完成された絵画のような魅力。
2Dならではの作家性が煮詰まれたイメージ画面は、信念やら執念やら、怨念のようなものまで感じられます。
久しぶりに一点突破の攻撃力で僕の物欲は激しく揺さぶられました。
<質問2>2012年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年もズバリ、ソーシャルゲームでしょう。
と言いたいところですが、個人的には電子書籍ですね。
正直、Kindle Paperwhiteの需要ってどうなの?と思ってました。
僕はアナログ派ですし、スマホで似たようなことが出来ればそれで良くない?って。
しかし発売間もなく、電車や駅のベンチなどでそれを手にしている人が多数目撃されるじゃありませんか!読書は未だに新たな形体で時代にあった進化を模索しているし、読書好きも「紙が一番だ」という結論で落ち着いているわけではないのだなぁ、と思いました。
今後この分野が円熟してくれば、本屋が無くなるかもしれない…。
そんなバカなと思っても、需要次第で文化なんてあっさり消えます。
と想像すると、我々は今、重要なパラダイムシフトを見ているのかもしれません。
<質問3>2012年に,個人的に注目した(している)人物
アーノルド・シュワルツェネッガー。
もう、とにかく好きだから。
語感とか最高です。
スクリーン復帰に興奮。
はっきり言って、エイリアンVSプレデターとかって、三位決定戦じゃないですか?
負け犬どもの映画ですよ。
僕が見たいのは、それらを倒した「シュワルツェネッガーVSシガニー・ウィーバー」これこそ頂上決戦です。
<質問4>2013年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
抱負ですか…。
「うぉ~、やってやんよ!」です。
最近毎日こんなん叫んでます。
歳相応の目的意識とか、時代を読み取とってとか、そういう余裕が無い昨今です。
そんなの叫んで今何やってんの?ってところは、えーと、察してください。
「日本人の美徳は察しと思いやり」だとアニメで教わりました。
タイトル名:『ドラゴンズクラウン』
ハード: PlayStation 3/PlayStation Vita
ごめんなさい、完全に発売前作品の話題で申し訳ない。
ただ、これが発表された時の興奮が、テンションとしては今年一番だったんですね。
単純にこの手のアクションRPGは、僕の学生時分に仲間内で大流行したんですよ。
その時「こんなゲームがあったらなぁ」と思い描いていた妄想がそのまま形になっているような、そんな見た目の印象でした。
今時言うのかわかりませんが、まさに超美麗です。
近年は見た目でゲームを欲しがることがほとんどありませんでした。
いわゆる洋ゲーの世界構築とリアリスティックな表現手法、技術は「体感的」という部分で秀逸で、ビジュアルもゲーム性も平均水準がすんげぇ底上げされており、ハズレのほうが少ない。
そんな飽食の時代だからこそ、息を飲むようなグラフィックというものは売りの決定打にならない時代だなぁと感じていました。
そこに来てドラゴンズクラウンの、まるでワンショットが完成された絵画のような魅力。
2Dならではの作家性が煮詰まれたイメージ画面は、信念やら執念やら、怨念のようなものまで感じられます。
久しぶりに一点突破の攻撃力で僕の物欲は激しく揺さぶられました。
<質問2>2012年に発売/公開されたエンターテイメントコンテンツの中で最も印象深かった作品
今年もズバリ、ソーシャルゲームでしょう。
と言いたいところですが、個人的には電子書籍ですね。
正直、Kindle Paperwhiteの需要ってどうなの?と思ってました。
僕はアナログ派ですし、スマホで似たようなことが出来ればそれで良くない?って。
しかし発売間もなく、電車や駅のベンチなどでそれを手にしている人が多数目撃されるじゃありませんか!読書は未だに新たな形体で時代にあった進化を模索しているし、読書好きも「紙が一番だ」という結論で落ち着いているわけではないのだなぁ、と思いました。
今後この分野が円熟してくれば、本屋が無くなるかもしれない…。
そんなバカなと思っても、需要次第で文化なんてあっさり消えます。
と想像すると、我々は今、重要なパラダイムシフトを見ているのかもしれません。
<質問3>2012年に,個人的に注目した(している)人物
アーノルド・シュワルツェネッガー。
もう、とにかく好きだから。
語感とか最高です。
スクリーン復帰に興奮。
はっきり言って、エイリアンVSプレデターとかって、三位決定戦じゃないですか?
負け犬どもの映画ですよ。
僕が見たいのは、それらを倒した「シュワルツェネッガーVSシガニー・ウィーバー」これこそ頂上決戦です。
<質問4>2013年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
抱負ですか…。
「うぉ~、やってやんよ!」です。
最近毎日こんなん叫んでます。
歳相応の目的意識とか、時代を読み取とってとか、そういう余裕が無い昨今です。
そんなの叫んで今何やってんの?ってところは、えーと、察してください。
「日本人の美徳は察しと思いやり」だとアニメで教わりました。